小笠原諸島では、マッコウクジラが通年住み着いていますが、マッコウクジラウォッチングのシーズンは春から秋にかけて、です。冬場は、南下してくるザトウクジラのウォッチングに変わります。

私がお世話になったのは、「Ocean Magic」というショップで、1日コースではマッコウクジラウォッチングとドルフィンスイムが体験できる大満足のツアーがあります。

目次

マッコウクジラウォッチングの流れ

おがさわら丸の船着場から少し右の方に行ったところから定員20人程度の船に乗り込みます。送迎をしてくれるので、宿泊先が遠い人や集合場所がわかりにくい方は、送迎を頼みましょう。

マッコウクジラが生息しているのは、外洋14km周辺です。そこまで、イルカを探しながら、外洋へ向かいます。外洋は波が高いことが多いので、酔い止めは飲んでおいた方がいいです。

外洋まで出たら、集音器と魚群探知機を使ってマッコウクジラを捜索します。マッコウクジラの遭遇確率は80%程度とかなり高い確率です。写真は、集音器でマッコウクジラの声が聞こえたので、お客さんが声を聞いているところです。

マッコウクジラは歯クジラで大きく、危険なので、ホエールスイムはこのショップではやっていません。こっそりホエールスイムをしてくれるところもあるとか…。

マッコウクジラは、かなり船に寄ってくることがあり、船の真横まで来てくれると、海上からマッコウクジラの姿を確認することができます。私は、75-200mmの望遠レンズで上の写真を撮影しました。かなり近づいてきてくれた場合のために、標準ズームレンズももっておくと安心でしょう。

「Ocean Magic」は、1日コースは14000円(9:00〜16:30)、半日コースは9000円(8:30〜12:30/12:30〜16:30)です。

どうしてもホエールスイムがしたい人は、ザトウクジラであれば、鹿児島県奄美群島でザトホエールスイムができます!

ドルフィンスイムの流れ

小笠原諸島では、南島周辺にミナミハンドウイルカが生息し、西島周辺にはハシナガイルカが生息しています。

船に乗った時点でシュノーケリングセットはカバンから出しておき、イルカが見つかった時にすぐに装着できるように準備しておきます。マッコウクジラを見つけに行く途中で一緒に泳ぎやすそうなイルカの群れを発見した場合は、ドルフィンスイムがスタートします。

ハシナガイルカは、別名「スピナードルフィン」とも呼ばれ、ジャンプする時に体をひねることからそう呼ばれています。ハシナガイルカはあまり人に懐いていないので、イルカと一緒に泳ぐというイメージで泳ぐことはできません。よくジャンプしてくれるので、海上から見るのであれば、ハシナガイルカの方がおすすめです。

反対にミナミハンドウイルカは、人に興味を持ちやすく一緒に泳ぎやすいです。ドルフィンスイムで有名な御蔵島は、ミナミハンドウイルカです。

御蔵島でドルフィンスイムした時の動画もすごいです!!

ドルフィンスイムが目的なら御蔵島の方がおすすめです。

父島周辺をクルージング

イルカを探すために、父島周辺を船で回ります。そのときに父島や西島、南島なども回るため、さながらクルージングのよう!!

ハートロックやキャベツビーチやジョンビーチなど船でしかいけないビーチも見ることができます!

実際に小笠原諸島でマッコウクジラウォッチング&ドルフィンスイムした時の動画もぜひみてください!!この日は、イルカがなかなか見つからず、ハシナガイルカとしか泳げませんでした。