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関西のおすすめの離島①日本で最初の島!?グルメも絶景も楽しめる「淡路島」

「淡路島(あわじしま)」は、兵庫県の瀬戸内海に浮かぶ島です。古事記・日本書紀には「おのころ島」と記され、日本列島で最初に生まれた島と伝えられてきました。
”世界一”と謳われる絶景が2つあるのも魅力。世界最長の吊橋「明石海峡大橋」世界最大の渦潮「鳴門海峡の渦潮」は外せない観光スポットです。
また、島内には「おのころ島神社」や「絵島」などの名所が点在し、日本神話のロマンが漂います。
「うずの丘 大鳴門橋記念館」には、玉ねぎのオブジェやUFOキャッチャーなどの名物もあり、観光としても楽しめるスポットです。
古くから海産物の宝庫としても知られ、皇室にも食材を納めてきた歴史があります。赤ウニ、ちりめん、淡路島玉ねぎなどが名産で、生しらす丼や淡路島バーガーといったご当地グルメがいただけます。

関西のおすすめの離島②まるでジブリ!和歌山のレトロな無人島「友ヶ島」

「友ヶ島」は、和歌山県の紀淡海峡に浮かぶ「地ノ島」、「虎島」、「神島」、「沖ノ島」を総称した島です。
沖ノ島には、要塞時代の爪痕がたくさん残されており、古いレンガ造りの街並みや、砲台跡が点在しています。その様子から、「まるでジブリ映画に迷い込んだようだ」と、全国からジブリファンが集まり、有名フォトスポットが島内に多く存在しています。

島内を2時間半で歩いて回れるハイキングコースがあり、砲台跡や珍しい植物などを見ながらの散策が楽しめます。
アクセスは船のみとなっており、加太港から友ヶ島汽船で約20分の旅となります。

関西のおすすめの離島③琵琶湖に浮かぶパワースポット「竹生島」

「竹生島(ちくぶしま)」は、滋賀県の琵琶湖に浮かぶ小さな島です。国の名勝および史跡に指定されており、2016年には日本遺産にも登録されました。
日本三大弁才天の1つである「大弁才天」を安置する宝厳寺や、都久夫須麻神社(別名:竹生島神社)があることから、超強力なパワースポットとして知られています。都久夫須麻神社の「かわらけ投げ」や、宝厳寺本堂の「弁天様の幸せ願いダルマ」は、ユニークな願掛けだと人気があります。
島へのアクセス手段は「長浜港」「今津港」「彦根港」の各港からフェリーが出ており、所要時間は約30分です。入島時には別途拝観料が必要となっています。

関西のおすすめの離島④トルコの親日はここから始まった「紀伊大島」

本州最南端の潮岬のそばにある紀伊大島。オスマン帝国のエルトゥールル号が近隣で難破した際に住民が総出で献身的に救助活動に当たったことから、トルコの親日が始まったと言われています。紀伊大島には、この難破にちなんだ記念館やトルコの英雄アタチュルクの像などが建てられています。島までは橋が架けられており、陸路で行くことができます。海金剛という景勝地も見どころです。

関西のおすすめの離島⑤天地創造の神を祀る「沼島」

「沼島(ぬしま)」は、兵庫県淡路島の南に浮かぶ島です。日本神話の舞台として「国生み神話の島」とも呼ばれています。奇岩や神社を多く有し、島全体がパワースポットとして人気を集めています。「弁財天神社」や「神宮寺」など寺社が立ち並ぶ中でも、特に注目は「おのころ神社」。天地創造の神イザナギ、イザナミの両神が祀られています。また、「天の御柱」と呼ばれる「上立神岩」では、ザナギノミコトとイザナミノミコトが周囲を回って婚姻を行ったと言われています。淡路島「土生(はぶ)港」より沼島汽船の船に乗り約10分。日帰りでも楽しめますが、宿泊施設に泊まればゆっくりと観光が楽しめます。

関西のおすすめの離島⑥琵琶湖最大の島「沖島」

近江八幡市の沖合約1.5kmの場所に浮かぶ沖島は、周囲約7km、面積約1.5㎢。じつは日本で唯一の「淡水湖に浮かぶ有人島」です。住民の数は約280人で、そのうち6割が漁業を営んでいます。交番や消防署はありませんが、幼稚園や小学校、郵便局、診療所(内科・小児科)はあります。

元々、世界でも珍しい湖沼の有人島として学術的に認知度の高かった沖島ですが、2013年に離島振興法の適用を受けた後は、「海なし県の離島」として、テレビでも数多く紹介されるようになりました。

野良猫が多く生息していることから「猫の島」とも呼ばれています。沖島への移動手段は船舶のみで、近江八幡市の堀切港と沖島を結ぶ定期船の沖島通船が1日10~12便運航しているほか、大津港発着の観光船で渡ることもできます。

関西のおすすめの離島⑦瀬戸内海の海の恵みと島時間を満喫「家島」

家島サイト

兵庫県の南西部に位置する「家島」は、姫路港からフェリーで約30分程の播磨灘にある、大小44の島々から構成される「家島諸島」の1つ。
周辺は、瀬戸内海国立公園で豊かな自然環境に恵まれ、海運業や漁業が盛んです。また、古事記や日本書紀に登場する国生みの島「オノゴロ島」とも伝えられています。
島の県指定無形民俗文化財である「真浦の獅子舞」は、島外からも見物に訪れる人が多い伝統行事。全国でも数少ない「船上の獅子舞」が見られます。
また、観光客には家島で生活する人との触れ合いや交流が楽しめるようなイベントも人気。漁師体験やモノづくり体験、海でのアクティビティなど家島ならではの魅力を楽しめます。

関西のおすすめの離島⑧日蓮宗見塔寺の境内となっている無人島「多景島」

彦根市八坂町の沖合約6kmの場所にある多景島は、周囲約600mの無人島。島名は、見る角度によって異なる表情を見せることに由来します。島全体が日蓮宗見塔寺(にちれんしゅうけんとうじ)の境内となっていますが、彦根港発着の多景島航路のうち「上陸便」に乗れば多景島に上陸でき、30分滞在することができます。

関西のおすすめの離島⑨自給自足が体験できる無人島「太島」

「太島(ふとんじま)」は、兵庫県姫路市の男鹿島から2kmほどの位置にある無人島です。水道や電気など、観光向けの設備は一切ありません。そのため、上陸し宿泊する際は自分たちで必要なものを用意するというサバイバル体験ができます。

上陸後は釣りや水産物採取で食事を得ることが可能です。他にもフナムシやウニなど、多くの珍しい海の生物を観察することができます。ただし、イセエビやアワビなどの魚介類は持ち帰ることはできません。

それだけでなく、電気のない太島では夜になると満点の美しい星空を堪能できます。本格的なサバイバルと自然を体験してみたい方に人気の島です。上陸ならびに宿泊は事前許可が必要になります。

関西のおすすめの離島⑨坊勢島

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「坊勢島(ぼうぜじま)」は、瀬戸内海の東、姫路から南西約18kmの播磨灘に位置する家島諸島の1つで、車で一周回ると約10分、ぶらり散歩しても1時間半ほどの、小さな島ですが、新鮮な海の幸と、活気溢れる港町です。
坊勢漁港の海から突き出した小島、弁天島(海神社)は、別名神権(じんごん)さんと呼ばれています。朱塗りの橋で繋がっており、岩の上には漁師の守護神でもある海神・竜神・弁財天が祀られており、毎年1月には「海神祭」というお祭りが行われています。ここには漁師の父と親孝行な娘の伝承があり、この神権伝説は、平成17年、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選定されました。

坊勢漁協では、季節に応じたさまざまな漁業(底引網漁や定置網漁、のり・牡蠣養殖)の見学ができ、最新式の高性能な船舶レーダーや、海底地形を映し出すことのできるソナーなど、さまざまな機器を搭載。漁業見学時には、その場で水揚したばかりの魚介類の試食までできます!約1時間〜2時間の見学中も、トイレ・エアコンも完備しているため安心です。船上でも快適に過ごせます。坊勢島の漁業見学はこちらから


瀬戸内海の潮待ち要所として、古くから多くの旅人が訪れる漁業の島です。家島諸島は大小様々な44の島々から成っており、「44」という数字を漢字で書いた、四十四島は、「四」たす「四」。それは末広がりの「八」ということで、「し」と「し」を合わせて「しあわせの島」とも呼ばれています。

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関西のおすすめの離島⑩日本の夕日100選の島「円月島」

「円月島(えんげつとう)」は、和歌山県にある白浜のシンボルとして親しまれている離島です。正式名称は「高嶋」なのですが、島の中央に波浪による浸食が進んで円月形の穴が空いていることから「円月島」と呼ばれています。島に渡るというよりは、島に沈む夕日をみる、という感じです。円月島周囲は、ダイビングスポットとしても有名です。
円月島に沈む夕陽は「和歌山県の夕陽百選」、さらに「日本の夕陽百選」にも選ばれており、夕日の美しさは格別です。日没の時間は夏は6時30分頃、冬は4時30分頃となっています。車か公共交通機関によるアクセスが可能で、専用の無料駐車場のほか、付近には有料の駐車場もいくつかあります。